岡山県高梁市有漢町で百姓してます。日々の農作業を中心に、田舎暮らし、いろんな仲間の活動を紹介します。
  今日は午前中は雨。朝はどしゃ降りでした。その日の天候に応じて、給液装置の設定をするんで、雨の中ハウスに行き、雨の設定にして、ついでに60m1列だけ摘花や葉かき。また、湿度を下げるため加温機を少しだけ動かしました。

 午後は少し晴れ間も見えて、3時ころには換気扇も回りだしたのでハウスのサイドを開けて、また60m1列だけ摘花と葉かき。帰りにはサイドを閉めて炭酸ガス用のヒーターのタイマーをセットして帰宅。全自動じゃないので、そんなに作業がなくても、休日もチョコチョコハウスに行かないといけません。ですんでハウスは家から近いほうがいいですね~。

 今日晩は19時から高梁市役所会議室で、高梁地域の農業への新規参入者を中心とした「わいわいクラブ」の定例会。月末の視察研修や12月16日のにこにこ市場の出店などについて検討します。あとはなんでもありのわいわいです。関心のあるひとはどうぞ。

 昨日の女子バレーはすごかったですね。優勝候補のアメリカに対して3-0のストレート勝ち。1セットでもとれればと思ってたら、あれよあれよで・・・。みんなすごかったです。特に江畑が良かったですね~。見てて気持ちいいです。

 そして、NHKのTPPの討論はビデオで見ました。推進派、慎重派、いろいろありますが、私は以前からアメリカ中心のTPPより、アメリカ抜きのASEAN+3~6のほうが重要と思ってます。野田首相がTPPへの交渉参加に向けて関係国と協議開始を表明してから、ASEAN+3~6の会議も活発になってきたのはいい事ですね。TPPは事前協議であまりアメリカが横暴なら抜ければいいんじゃないかと思います。なでしこジャパンも女子バレーもアメリカに勝って、次は政治もアメリカと対等にがんばってほしいですね。
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 今日の山陽新聞朝刊の見出しは、「TPP交渉参加へ 首相、来月8日にも決定」でした。

 やはり、いろいろ反対運動はあっても、シナリオ通りなのかな?

 午前中は雨でしたがブドウを収穫、出荷したり、イチゴの管理。昼は妻と娘はPTAでテーブルマナーを勉強に高梁国際ホテルへ。息子は早朝から大学進学にむけた講義を聴きに街へ。一人カップヌードルと冷ご飯を食べてのんびり。ヒルクライムレースにボランティアで出てる方は、雨の中ご苦労さまです。

 ぼんやり、TPP参加後の農業について考えます。1番心配なのは市場アクセス分野の、関税の撤廃・消滅。米の関税は778%ということだが、実際実際国産米が60キロ平均14000円程度に対し、インディカ米は60キロ3000円程度で輸入可能らしい。ジャポニカ米は現在9000円程度で輸入されてるが、これも生産コストはインディカ米とそれほど変わらず、たくさん輸入されるようになれば価格はもっと下がると思われる。

 たとえばアメリカのジャポニカ米が国産米の半額で店頭に並んだら?アメリカ産ジャポニカ米が60キロ7000円なら、国産はいくらぐらいなら釣り合うのだろう?さらに安いインディカ米も加工分野で使われる量は増えて、日本の米の消費量は減るでしょうね。

 ごはん一杯の米の値段は米が60キロ14000円なら33円くらい。米価が1割下がってもごはん1杯3円くらいしか違わないけど、コメ農家は米価が1割下がれば大変です。所得率(売上からいろんな経費を引いた所得の割合)4割で所得400万の農家なら所得は300万に減り、所得率2割で所得200万の農家なら所得は100万に半減です。所得率1割の農家なら・・・。米価が2割下がったら・・・。

 政府は稲作の規模拡大を進めると言うが、規模拡大で1番のメリットは機械の有効利用で経費に占める機械代が減ること。でも、単純に面積が増えれば機械コストが減るというわけではない。その地域ごとの条件によって今保有する機械の最適規模があり、拡大すればさらに機械を追加したり大きな機械がいる。機械を追加すれば、その機械を動かす雇用労賃も増える。水系や地区が違えば、水路管理、農道管理の負担も増える。

 一方で、条件の悪いとこは山(広葉樹林)になればいいという意見もある。たしかに広葉樹林になれば、保水性も良いし、災害もそんなに増えず、見た目もきれいかもしれない。しかし、何百年も耕し、圃場整備やたくさんのお金を投資して守ってきた農地。山になるのはあっという間だが、再び田んぼに戻すのは大変だ。日本の人口は減少していくが、世界の人口はまだ増え続ける。世界の食料が足らなくなったら・・・。でも、長い目で見れば日本は田んぼが減るスピードと人口が減るスピードが同じくらいなら大丈夫か?他所の国のことはいいか・・・。

 遠い将来は、日本人がどんどん減れば、以前のアメリカのように、貧しい国からの移住をどんどん受け入れるというやりかたもいいかな?農業で受け入れれば、農村は活性化するかな?

 とりあえず今、専業で規模拡大をしている人が農業を続けられて、稲作をやめて田んぼを預けたい農家がスムーズに農地をやる気のある人に預けれて、農業から他業種へ転職したい人がなるべく地元で転職できればいいですね。

 生産者も消費者も、将来を見据えて、じっくり考える必要があると思います。